ですから、「どうすれば、大多数の投資家の心理=大衆心理を利用して相場から利益を上げる事が出来るのか?」、ということを考えなければなりません。
先ほども申し上げましたが、相場とは、「大多数の人たちよりも先に買って、大多数の人たちよりも先に売らなければ利益を上げる事が出来ない」世界なのです。
ですから、チャート(価格)の値動きの元となる大衆投資家の心理の動きを、大衆が考えていることを読み取り、売買するポイントを把握しながら、大衆投資家の行動より一歩先を行かなければ勝てません。
チャートの動きから大衆投資家の行動心理、大衆心理を読み解くことが来れば、大衆心理に飲み込まれることなく、大衆心理を逆に利用して利益を積み上げる側に立つことができます。
しかし、一言でチャートから大衆心理を読み解けといっても、不確実な相場においては簡単にできるわけではありません。チャートから大衆心理を完璧に読み取ることは不可能ですが、完璧ではなくても大衆心理から相場の動きを予測することができれば今までよりも意思決定の精度が上がり、損失を抑えながら利益を増やすことができるはずです。
大衆の一歩先を行くには、相場検証を繰り返し、大衆心理が現れるパターンを研究し続ける努力が必要となります。
この記事へのコメント